企業分析 Appier group株式会社 

企業分析

この1年の株価でインターネット広告配信ベンダー企業と比べ大きく株価を上げている

Appier Groupについて分析をし、買いかどうか見ていきたいと考えています。

※Google Financeより引用

企業概要

代表者名游 直翰
設立年月日2019年1月
市場名東証プライム
上場年月日2021年3月30日
事業概要AIを活用したマーケティングサービスの提供
時価総額約1700憶

事業内容

Appier のサービスについては広告業界で働く人でもイメージが難しいですが

Cross X

WEB APPに広告を配信するサービス 例えるなら 折り込みチラシなど

AIQUA BotBoonie

SNSでつながりがあるユーザに対してのプッシュ通知サービス

例えるなら 美容院からたまに送られてくる手紙

AIDEAL

サイトに誘導後に購入してもらうための、インセンティブ付与を簡単にできるサービス

例えるなら お店でしている催事

AIXON:分析補助

認知・リード獲得・ナーチャリング・購入・分析すべての販促活動をAI活用してできます!という価値を提供している企業になります。

業績

業績はすこぶる好調でここ数年で売上成長を加速させています。

上場後営業利益はマイナス状態でしたが、売上成長に伴い営業利益もプラスに転じ、黒字化できる

事業なのか?という投資家の心配も払拭できたことが、この1年の株価の上昇の理由となっていると考えられます。

売上の中心は北東アジア(日本・韓国)で約60%

業種 についてはこの1年でデジタルコンテンツ売上比率が上昇しています。(28%→38%)

取引企業のメインは Keystone Marketing Company (韓国の広告代理店)と株式会社サイバーエージェントとその子会社(広告代理店)で30%を超えています。

※有価証券報告書から抜粋

株の旅人の考察

決算資料や有価証券報告には記載されていないため予想の領域を超えることができないですが、この1~2年の成長はデジタルコンテンツの広告主の売上増加が大きいのでは?と予想しています。

デジタルコンテンツはアプリゲーム・マンガアプリ・17liveなどのライブ配信アプリなどのアプリで上手く広告効果を出し成長してきているからなのではないかと考えています。

アプリプロモーションで利用される広告配信サービスとして nend amoad i-mobileなど競合サービスも多く存在し特にamoadについてはサイバーエージェントが運営しているため、販売では協業しているが、広告配信サービスでは競合という形となっている点が、今後amoadを優先して販売するようなことがあった際は大きなリスクとなると考えています。

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